10年以上振りにリールを分解、洗浄、注油。同じく10年以上使いっぱなしの竿も洗浄、破損箇所を補修。そして中学以来巻き直していなかった道糸も交換。仕掛けも自作して、惨憺たる結果に終わった前回への復讐準備万端。
そして寝坊。夜明け前から攻撃開始のつもりが、うみかぜ公園着は午前10時半に。やはり予定していたポイントには先客が。小雨も降ってきて幸先良すぎる。そんな状況下、投げ3ヘチ1ウキ1の欲望ムキ出し5本竿体制で開始。小雨はすぐに止んだが、毎度の事ながらまったくアタリ無し。いつもはうじゃうじゃいる海タナゴの姿も無し。そして恒例のヒトデフェア開催。投入後10分も経てばヒトデ。底すれすれを流していたウキにもヒトデ。ヘチを探ってもヒトデ。
午後3時、追い討ちを掛けるように雨が降り出す。初めのうちは降っていないと思い込むことで対応。しかしこの雨が1時間以上降り続くことに。隣の釣り人Aは「ナマコだけ」の言葉を残して退却。10メートル間隔で居た釣り人は総員退去。とりあえず駐車場前に釣り座を移して車内へ退避。
午後5時をすぎたあたりでやっと雨が止む。これはチャンスとばかりに外に出てヤル気を出してみる。しかし30分ともたず事態は急変、辺りは真っ暗になり雨風共に壮烈に。つーか雨が痛い。息は白く、極寒の中びしょ濡れ。とどめに深い霧も出てきてプチ遭難気分。午後5時半撤収。
ボーズで帰還は許されないので深浦湾へ移動。再び雨は止み、風も収まったが全身濡れているので震えが止まらない。異常な執念で再スタート。しかしながら時折ヒトデが掛かるだけで絶望的。
1時間経過。投げ竿の様子を見るとやたら重い。巻き上げてくるとやはりヒトデ。多少期待していただけに意気消沈。が、しかしよく見てみると上針のヒトデ(大)に隠れたアイナメ(小)が下針に。執念でボ―ズ脱出。小アイナメは昼行性だったと思うが哀れ過ぎる俺を見てボランティア的に釣れてくれた模様。その後もしつこく続けるが反応無し。相変わらず労力の割りに結果が悲惨すぎる。午後10時半納竿。
執念の結晶である小魚を意地で食べる。
一見鮎の塩焼き風にしてみましたが、どうでしょうか?だめでしょうか?
アイナメ=煮付けと思い込んでましたが塩焼きもまいうーでした。小さいけど。